東京都市大学
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地域社会との連携に関する取り組み

活動報告

尾山台中学校にて連携授業を実施しました

2022年11月中旬~12月下旬の間、世田谷区立尾山台中学校(世田谷区尾山台)にて、3回にわたり、理工学部電気電子通信工学科・大電流エネルギーDX研究室(指導教員:岩尾徹教授)が連携授業「ドローンを動かしてみよう」を実施しました。

ドローンを使用した活動を通して、社会で利用されるプログラミングの技術について理解し、それらに係る技能を身に付けること、よりよい生活や持続可能な社会の構築に向けて、適切に技術を工夫し創造しようとする力を身に付けることなどを目標に、同研究室が日頃の研究テーマを分かりやすく説明しました。

3回の実施概要は次のとおりです。
1回目(11月13日)は、Society5.0やDXを考える問題提起として、生徒たちに通学の際に困っていることという身近な課題を考えたり発表したりしてもらいました。その後プログラムとドローンの基本的な動かし方について説明し、ドローンを動かしました。
2回目(12月13日)は、課題で指定されるとおりにドローンが動くよう、生徒たちにプログラムを考えてもらい、実際にドローンを飛ばして動きを確かめました。
3回目(12月20日)は、ドローンが赤色を認識した時に着陸するプログラム(画像処理を用いた制御)を考えてもらい、実際の動きを体験しました。その後、過疎化、少子高齢化、災害対策の社会課題の中から、生徒それぞれが一つの課題を選択し、ドローンを使って解決する方法を考え、発表しました。

今後も、本学の教育・研究の地域社会への還元と科学技術に関する好奇心を育む取り組みを進めてまいります。

【1回目(11月13日)】

講師となった大電流エネルギーDX研究室
の皆さんと岩尾教授

通学の際の課題を発表する生徒

プログラムとドローンの基本的な動かし方を
説明する学生

ドローンの飛ぶ姿に興味津々の生徒たち

【2回目(11月13日)】

2回目の授業における一つの課題

ドローンを動かすプログラムを考える生徒と学生

ドローンを動かして実践

動きを確かめる生徒たち

【3回目(12月20日)】

赤色を認識してドローンが着陸する
プログラムを考える生徒たち

考えたプログラムの実践

ドローンを使って社会課題の解決方法を考える生徒たち

アイデアの発表

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