活動報告
これからの都心居住を考える ~「第4回 横浜まちづくり学生会議」にて学生らが研究成果を発表しました~

2018年3月4日(日)、「第4回 横浜まちづくり学生会議」が横浜市技能文化会館にて開催され、本学環境学部環境創生学科 室田研究室(指導教員:室田昌子教授)及び都市生活学部都市生活学科 都市再生研究室(指導教員:明石達生教授)の学生らが、日頃の活動・研究成果を発表しました。
本会議は、まちづくりに関心のある学生が集い、まちづくりの提案や研究、地域活動報告等の発表機会を提供し、学生同士の情報交換やまちづくりの過程を通して、自立した人間を育てていく場として、2015年に横浜市のまちづくり支援認定団体「有限責任事業組合(LLP)まちテラス」の主催により発足されました。
当日は、午前と午後の2部構成で行われ、午前の部では6大学(横浜国立大学、東海大学、工学院大学、関東学院大学、神奈川大学、本学)の学生が参加し、都市に関する研究・活動の発表が行われました。
本学からは、室田研究室の学生らが、「東京50キロ圏域内における空き家の発生要因と分析」、「超高層集合住宅における居住環境評価と居住・地域意識に関する研究」をテーマに、都市再生研究室の学生らは、「感動の可視化~インスタグラムから渋谷の街を分析する」をテーマに、それぞれ発表しました。発表後のポスターセッションでは、それぞれの発表内容に対する活発な質疑応答が行われ、相互の研究目的やその意義について理解を深めました。
午後の部では、「横浜を題材にこれからの都心居住を考える」と題して、学識者・学生・関係者合同で、横浜関内・関外地区をグループに分かれ実際にまちを歩き、同地区での居住を考える上で欠かせない要素を洗い出しました。その後、グループごとにディスカッションを行い、それぞれが発見・認識した課題の解消・解決につながるまちづくりの在り方について各自の意見を集約し、発表し合いました。
本学では、今後もこのような地域貢献活動に積極的に取り組んでいき、地域の課題解決のためにさまざまな活動を展開して参ります。
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