活動報告
都市生活学部の学生らが「尾山台地域のコミュニティ形成」に協力しました(2/27)

2018年2月27日(火)、本学の近隣に位置する世田谷区立尾山台小学校にて、「第2回OYAMACHIプロジェクト」を開催しました。
これは、世田谷区尾山台地域において、地元の商店会や近隣の小中学校及び本学・都市生活学部の坂倉杏介准教授が発起人となり、地域住民のニーズや地域課題を調査・分析し、住民と一緒になって「尾山台での暮らしをもっと豊かにしていく」を目指した、まちづくりのきっかけとなるプロジェクトです。なお、本プロジェクトは「公益信託世田谷まちづくりファンド キラ星応援コミュニティ部門」より採択を受け、助成金を活用し展開していく予定です。
当日は、坂倉准教授より、昨年8月に開催したワークショップの振り返りや、同学部の末繁雄一講師による「商店主への商業施設継続意向を通した商店街の将来像予測~尾山台商店街の事例~」をテーマに、尾山台商店街の現状と将来展望について、参加者に丁寧かつ分かりやすく研究成果を発表しました。
続いて、本プロジェクト発起人のひとりでもあり、尾山台在住(尾山台小学校おやじの会メンバー)の慶應義塾大学・神武直彦准教授より、「尾山台今昔物語~写真を通じて時間を超え、尾山台を知る~」をテーマに、昔の写真や地図などを活用したワークショップが行われました。参加した、地域住民の方々は、昔の写真を見ながら、懐かしい尾山台のまちの歩みを振り返ると共に、尾山台の未来を考える良いきっかけづくりとなりました。
その後、本学・都市生活学部の学生(2グループ)による、「尾山台の30年後」をテーマに、同地域の未来を考えたアイデアや将来構想などをそれぞれ提案しました。
今後も、本プロジェクトでは地域間の交流の輪を大切に、地域のもつ資源を最大限に生かし、多くの人々が交流できる魅力あるまちづくりを目指してまいります。
■関連リンク
・公益信託世田谷まちづくりファンド キラ星応援コミュニティ部門
・第1回OYAMACHIプロジェクトワークショップの様子(2017年8月1日)