活動報告
世田谷区教育委員会が主催する「新・才能の芽を育てる体験学習」に協力しました ~身体を使って表現してあそぼう~

2017年12月10日(日)、世田谷区教育委員会が主催する「新・才能の芽を育てる体験学習」(講師:人間科学部児童学科・髙橋うらら准教授)を、二子玉川夢キャンパスにて開催しました。
この体験学習は、第2次世田谷区教育ビジョンにもとづき、子どもたちが体験・体感する機会を拡充することを目指しており、通常の授業にはない体験や体感ができる活動を通して、子どもたちの興味・関心を広げ、将来の夢や希望を持ち、たくましく生き抜く力を育てていくことを目的としています。本学は、2006年に同教育委員会からの委託を受け、年6回の講座を開講しています。
今回は、子どもの豊かなこころと身体の育ちを支援することはもちろん、身体をいっぱい使って、表現の楽しさや創造するよろこび・おもしろさを体験してもらうことを目的に、初めて幼児を対象とし、親子で参加できるようなプログラムを用意しました。
最初に、緊張していた子どもたちのこころと身体をほぐそうと、参加者全員で手をつなぎウォーミングアップを始めると、いつのまにか恥ずかしさや不安は消えていき、身体を動かすことの楽しさを学びました。
次に、いろいろな動物のまねをして力いっぱい走ったり、指先まで神経を集中させる動作でリズムを楽しみました。また、身近にあって、手軽に使えるフリースボールや新聞紙を使った表現遊びをするなど、子どもたちの創造力をかきたて、豊かな表現を引き出すことができたワークショップとなりました。
本学では、今後も教員及び学生が研究活動を通して、地域とのコミュニケーションの形成を図るとともに、本体験学習をはじめとした、学内外での教育活動で地域の方々と触れ合うことで、地域社会への貢献に取り組んで参ります。
■関連リンク
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指導する人間科学部・髙橋うらら准教授
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フリースボールを使った表現遊びをする子どもたち
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身体を動かすことの楽しさを学びました