東京都市大学
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地域社会との連携に関する取り組み

活動報告

「せたがや国際メッセ2018」に参加しました

2018年11月17日(土)、せたがや国際メッセ(主催:世田谷区)に参加しました。せたがや国際メッセは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機とし、多文化共生社会構築に向けた今後の取り組みについて考えるきっかけづくりとして、多文化を知り、触れる機会として、昨年度より実施されています。

本学からは、共通教育部外国語共通教育センター杉本裕代講師による「世界の子どもと手しごと」というテーマでワークショップを出展しました。カンボジア、インド、アメリカ、ドイツの子どもたちの「お手伝い」や「仕事」から、その国の社会の様子を考えながら、ものづくりを体験しました。

アメリカの子どもたちがレモネードを作って「売る」レモネードスタンドを再現、試飲&レモネードスタンドの看板に見立てて、キラキラ光るアルファベットを並べて好きな言葉を作りました。

カンボジアコーナーではお菓子袋を再利用したキーホルダーづくり、ドイツコーナーでは工具の紹介と家づくりを体験、そしてインドコーナーでは、インド式計算方法での九九の計算方法と本場のチャイティづくり&試飲を体験してもらいました。

子どもだけではなく、シニア世代や外国人の参加もあり、学生スタッフは流ちょうな英語でコミュニケーションを取っていました。

世界には、家の事情で働き、学校に通えない子どもたちがいます。このワークショップを通じて、子どもが「働く」ということ、「お金を稼ぐ」ことを「知る」・「理解する」きっかけになれば幸いです。

メインステージでは、「外国人留学生に聞きました~日本のここがオモシロイ~」をテーマに区内大学の留学生7名によるステージイベントが開催されました。本学からは電気電子工学科 アルガムデイ・ナジさんが参加、日本のゴミ箱について、アパレルショップの女性店員の声について、女性専用車両についてなど、外国人特有の視点から、ユニークな意見が飛び交い、誰もが気軽に多様な文化に触れることのできる楽しいステージに会場は大変盛り上がりました。

国際交流イベントへの参画は、身近に多文化を知り、触れることができる有意義な時間となりました。今後も多文化交流を目的としたイベントへ積極的に参画して参ります。

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