東京都市大学
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地域社会との連携に関する取り組み

活動報告

2023年度「よこはま森の楽校」のイベントを開催しました

横浜市との「森の楽しみづくり事業の実施協定」に基づき、9月2日、23日と11月11日(各土)に横田研究室(環境学部/環境情報学研究科、指導教員:横田樹広教授)、北村研究室(環境学部/環境情報学研究科、指導教員:北村亘准教授)が、それぞれ小学生を対象としたイベント「匂いで横浜の森を感じよう!~木の葉の香りとチョウから考える森の豊かさ~」「ゲームで、森の生き物の、つながりを学ぼう!」を実施しました。(参加者数:横田研究室9月2日27名、北村研究室9月23日、11月11日27名)

「匂いで横浜の森を感じよう!~木の葉の香りとチョウから考える森の豊かさ~」では、 “匂い”をきっかけとした自然体験として、特定の樹木を特定のチョウが食餌樹木としていることをその理由とともに知ってもらうとともに、その樹木の葉が人間にとってはどのような匂いに感じるか、実際に採取した葉を配って体感してもらいました。また、「ゲームで、森の生き物の、つながりを学ぼう!」では、研究室が自作した生態ピラミッド(生態系の捕食-被捕食関係を栄養段階の低い順に模式化したもの)をテーマとしたボードゲーム「EcoPyra-エコピラ-」を用いて、生態系の仕組みや生き物同士の関係性について、理解を深めました。
両イベントとも横浜キャンパスの保全林や公開遊歩道などをフィールドとして、参加者に体験してもらいながら、自然環境や生態系への関心を高めました。

「よこはま森の学校」は、同市の「市民が森に関わるきっかけづくり事業」の一環として、自然体験学習や環境教育を通して森への関心・理解を促進することを目的に行われています。

横浜キャンパスの保全林を説明する学生

保全林における葉っぱとチョウ探し

保全林での観察に向かう北村准教授と参加者

ボードゲーム「EcoPyra-エコピラ-」を体験する
参加者とゲームを考案した大学院生

<関連するリンク先>
北村研究室(環境学部/環境情報学研究科)が、生態系について理解を深める親子向けのイベントを開催しました
2021年度「よこはま森の楽校」のオンラインイベントを開催しました
東京都市大学横浜キャンパス 情報メディアジャーナル第23号 生態ピラミッドを可視化したボードゲーム『EcoPyra-エコピラ-』の開発