東京都市大学
[地域連携・生涯学習推進室ウェブサイト]
地域社会との連携に関する取り組み

活動報告

東急百貨店 渋谷・本店にて「東京都市大学 スペースラボ」を開催しました

模型「はやぶさ2」を囲む参加者

本学は、東急百貨店 渋谷・本店で開催されたサマーフェスティバルに、8月8日から13日の間、「東京都市大学 スペースラボ」と題し参画しました。

会場では、本学の関連する宇宙研究を公開しました。小惑星探査機「はやぶさ2」、日本初の赤外線天文衛星「あかり」、展開アンテナの各模型の展示や、飛行力学の学習を含んだストローロケット飛翔実験、展開アンテナの地上実験にて利用されるメカナムホイールの操作など、学生スタッフが子どもたちにも分かりやすいように日頃の研究内容を紹介しました。

また、展示と並行して、日替わりで様々なワークショップを行いました。「水ロケット教室」では、宇宙システム研究室のサポートのもと、子どもたちが空気で押し出された水の力で飛ぶロケットを作り、屋上にて打ち上げを体験しました。「星座早見盤制作とプラネタリウム上映」では、天文研究部の進行のもと、子どもたちが星座早見盤を制作し、その後プラネタリウムで投映された星空を観察しました。4次元宇宙シアター「宇宙旅行を模擬体験」では、国立天文台が開発した天文の様々な観測データや理論的モデルを見るためのソフトウェア「mitaka」を使い、知識工学部自然科学科の津村耕司准教授が宇宙の構造をわかりやすく楽しく解説しました。

参加者からは、「はやぶさ2のことや小惑星の知らなかったことを知れて面白かった」、「水ロケットが無事に飛び、嬉しかった」、「都市大のお兄さんお姉さんたちが親切で優しく説明してくれて楽しめた」、「4次元宇宙シアターが楽しかった。これをきっかけに天文ファンになりそう」などの感想が寄せられました。

当イベントの来場者数は、6日間で延べ1600名を超えました。大人も子どもも一緒になって体験・学習できる良い機会と感じていただいたようです。

<出展協力>工学部機械システム工学科 宇宙システム研究室(指導教員:宮坂明宏教授、渡邉力夫准教授)、知識工学部自然科学科 天文学研究室(指導教員:津村耕司准教授)、天文研究部、日本宇宙少年団(外部団体、通称:YAC)ほか

<以下写真は、会期中の主な様子>

前の記事次の記事