東京都市大学
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地域社会との連携に関する取り組み

活動報告

本学と日本科学未来館の包括連携協定締結を記念した調印式典を開催しました

(左)本学 北澤宏一学長 (右)日本科学未来館 毛利衛館長

4月16日(水)、東京都市大学と日本科学未来館が包括連携協定を締結したことを記念し、本学の学生や関係者に向けた調印記念式典が開催されました。本協定は、相互の交流による両者の啓発と地域社会への貢献、一般を対象にした科学コミュニケーションの推進に資する活動を通じて、我が国における学術及び科学技術の発展に寄与することを目的とし、以下のような交流事業が予定されています。

(1) 未来館での学生ボランティア活動の単位認定 (※)
(2) 本学が開催している「科学体験教室」への未来館の参加
(3) 未来館の科学コミュニケーターの都市大の講義への参加

調印式に先立ち、北澤宏一学長が登壇し、「本協定により、本学の学生は日本科学未来館でのボランティア活動を通して、未来館の展示やお客様へのプレゼンテーション方法などを学ぶ一方、未来館の展示企画には本学教員が協力します。未来館がこのような包括協定を結ぶのは今回が初めてです」と協定内容を説明されました。

協定書への調印式終了後、挨拶に立った日本科学未来館 毛利衛館長は、「現在、多くの企業が就職する学生に期待しているのはコミュニケーション能力、主体性、挑戦する能力の3点で、学生の皆さんには未来館でのボランティア活動に参加することで、これらの力を磨いて欲しい。また研究の専門家である教員の皆さんとは、展示やワークショップのデザインや教育面で連携していきたいと考えています」と今後への期待が述べられました。

さらに記念式典は、日本科学未来館の科学コミュニケーターによる概要説明、未来館のボランティア活動に参加している本学学生の体験談紹介、本学吹奏楽団及びアカペラサークルによるパフォーマンスが行われるなど、和やかな雰囲気の中プログラムが進み、会場は立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。

【東京都市大学・日本科学未来館 包括連携協定 概要】

■目的
東京都市大学(以下:本学)と日本科学未来館(以下:未来館)が相互の交流による両者の啓発と地域社会への貢献、一般を対象にした科学コミュニケーションの推進に資する活動を通じて、我が国における学術及び科学技術の発展に寄与することを目的とします。

■交流事業
本学と未来館は目的を実現するため、以下の事業を行います。
(1)未来館ボランティアへの本学の学生派遣
(2)未来館の展示、イベント、ワークショップへの本学の協力
(3)本学と未来館の研究・科学技術等の交流
(4)その他未来館及び本学が必要と認める事業

■締結日
2014年4月16日(水)

■有効期間
締結日より3年間(協議の上、更新可能)

(※) 要件を満たした場合による

■関連リンク
日本科学未来館

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