東京都市大学
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地域社会との連携に関する取り組み

活動報告

環境情報学部と都筑区役所の協働による「地域連携調査研究発表会」が開催されました

2月27日(水)、神奈川県横浜市都筑区総合庁舎6階大会議室にて、地域連携調査研究発表会を開催しました。この発表会は、東京都市大学環境情報学部と都筑区役所の協働により、学生による地域での調査・研究の成果を横浜市職員や市民の方々に向けて発表するもので、行政にとっては業務の参考として、学生にとっては行政実務の視点から研究成果の評価を知る場として平成15年度から継続して開催しています。

発表会は、都筑区中村区長の「来年、都筑区は区政20周年を迎えます。学生の皆さんの研究発表を業務の参考として、新たな視点で区政にあたっていきたいと思います」との挨拶で始まり、次いで吉崎学部長より「本学部は、この4月から環境学部、メディア情報学部に改組されますが、今後も地域に根ざした活動を行っていきたい」と開会挨拶がありました。

発表は、まず都筑区福祉保健課の「都市大の協力による大学生に向けた健康づくり啓発アプローチについて」と、大学院生による「荏田南小学校高学年を対象とした省エネまちづくりワークショップ」について、区と大学の連携事例紹介がありました。続いて学部生、大学院生による調査・研究発表では、水、地域、温暖化、高齢者対策、情報発信など、地域に根ざした8つの研究発表が行われ、それぞれの発表に対し、会場からは熱心な質問が寄せられました。

最後に都筑区副区長からの挨拶と、環境情報学研究科藤井専攻主任教授から「学生同士の質疑応答と、ここでの質疑応答はまったく違ったものでした。研究成果を実務にどう使うかという視点での質問が相次ぎ、有意義なものとなりました。我々の大学が地域と連携してこのような取り組みを行っていることを誇りに思います」との挨拶で閉会しました。

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