東京都市大学
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地域社会との連携に関する取り組み

活動報告

本学と都筑区役所による「第15回 地域連携調査研究発表会」を開催しました

2018年2月20日(火)、都筑区総合庁舎 大会議室にて、「第15回 地域連携調査研究発表会」が開催されました。

都筑区役所と本学(環境学部・メディア情報学部)は、平成22年2月に連携協力協定を締結し、さまざまな連携事業に取り組んできました。本発表会は、その取り組みの中でも地域や地域に関連が深いテーマで学生が調査・研究を行ってきた成果を、行政や地域の方々に向けて発表する交流・意見交換の場として、平成15年から継続して開催しています。

第15回という節目となった今回の発表会では、まず区と大学の連携事例紹介として、「若年層の投票率向上に向けたアプローチ」をテーマに、18歳からの投票権年齢の対象者の政治への関心、ライフスタイルの分析などの調査から、若者らしい提言を発表。また、都筑区役所 区政推進課からは、29年度に推進された本学と同区役所との連携事例紹介がありました。

その後、調査・研究発表として
・港北ニュータウンの残存湿地におけるニホンアカガエルの生息環境評価
・横浜市里山ガーデンにおける在来春植物を利用した垂直多層植栽法の実証実験
・横浜市都筑区の災害用井戸の水質汚染とその対策に関する研究
・実寸大チョウ図鑑作成を通した環境教育プログラムの開発
・政令指定都市における低炭素都市施策の比較分析
・オフィスビルにおける執務者の湿度感と相対湿度に関する研究
・子どもたちの地域メディア活動へのゲーミフィケーション導入の効果
と環境、情報分野から7例の発表が行われました。それぞれの分野の区職員や、来場の地域の方々からは熱心な質問が寄せられました。

第2部の交流会では、地域の方々や区の職員の方々と、研究発表の内容について活発に意見を交わすことができ、発表した学生たちにとっては、新たな気づきを得られた発表会となりました。

■関連リンク
都筑区ホームページ
環境学部詳細ページ
メディア情報学部詳細ページ

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