活動報告
「第9回 都市大留学生カフェ」を開催しました(1/19)

2018年1月19日(金)、ほっとカフェ中川にて「第9回都市大留学生カフェ」が開催され、11名の近隣住民の方々にご参加いただきました。
本イベントは、本学と都筑区役所、特定非営利法人ぐるっと緑道が主催・企画し、本学と横浜キャンパスのある地域の方々との相互理解を深めるための小さな国際交流として回を重ねてきました。
第9回目となった今回のプレゼンテーターは、環境学部環境創生学科研究生のスレスタ―・ミサンさん。スレスタ―さんは、大学院修士課程進学を目指して本学科で学んでいる留学生です。
今回のイベントでは、「ネパールの女子児童と果物との結婚式」と題して、ネワール族が実施している習慣について、華やかな伝統的民族衣装を着た児童の様子や結婚式の映像と音楽を用いながら紹介されました。
スレスタ―さんの話によると、ネワール族はネパールの総人口の約5%を占め、そのうちのヒンドゥー教徒の女子児童は、一生のうち三度の結婚をする。一度目はウッドリンゴ(果物)との結婚、二度目は太陽との結婚、三度目は男性との結婚。参加者は一度目と二度目の結婚のことを聞き、えっ?という反応で興味深々でスレスタ―さんの話に次第に引き込まれていきました。これらの結婚式は、女子児童の将来の幸せを祈る儀式で、日本の七五三に似ていると聞き、参加者はイメージをつかめたようです。
質疑応答後、第2部として、同学部リジャル ホム・バハドゥル教授とネパール出身の本学大学院博士後期課程生3名を交え、いくつかのグループに分かれてネパールにおける生活や日本での生活等が話題となり、本イベントの趣旨である草の根交流が展開されました。
「都市大留学生カフェ」は、来年度も引き続き開催する予定となっています。
■関連リンク
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今回のプレゼンテーター スレスタ―・ミサンさん
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会場からはたくさんの質問が飛び交いました
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第2部での留学生との交流会の様子