東京都市大学
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地域社会との連携に関する取り組み

夢キャンコミュニケーター

夢キャンコミュニケーターが「春フェス!!」を開催しました

2022年3月26日・27日、夢キャンコミュニケーターが小学生向けワークショップ「春フェス!」を開催しました。
春は何か新しいことをはじめたくなる季節ですね。
今回は1年生がはじめて企画・運営を担当し、2日間で3つのワークショップを実施。18名の小学生にご参加いただきました。
なかには体験したことのない企画にチャレンジした子もいたのではないでしょうか。
当日のモノづくりの様子をご紹介します!

20年後の家をつくろう!
3Dプリンターでネームプレートをつくろう!
片栗粉で柔らかい石鹸をつくろう!

20年後の家をつくろう!

「20年後の自分は何をしてるかな?自分の未来を想像して家の模型をつくろう!」と称して都市生活学部の学生が企画しました。
今回参加した小学4年生~6年生の20年後は30代・・。どんな家になるか楽しみです。

まずはイメージした家の平面図を描いていきます。扉の開く向きやそれぞれの部屋の広さ、動線など意外と考えることが多いですね。
保護者やコミュニケーターからのアドバイスをもとに進めていきます。

平面図が完成したらいよいよ模型作り。スチレンボートをカットし、ボンドで張り付けていきます。模型の中に設置する家具や人は、3Dプリンターで作成したものを用意しました。

最後に作品と一緒に工夫したところなどを簡単に発表しました。広いリビングにしたり、シアタールームを作ったり!3時間半にわたるワークショップで子どもたちの想像が膨らむ作品が完成しました。

3Dプリンターでネームプレートをつくろう!

夢キャンパスに常設されている”3Dプリンター”を使う企画が久しぶりに行われました。
今回の目的は、「子どもたちに立体的にものをとらえて製作する楽しさ、3Dプリンターのデザインの自由さを伝える」こと。ネームプレート作りにチャレンジしました。

まずは、3Dプリンターを使って出力するデータを「Tinkercad」というソフトを使って作成します。
ネームプレートのデザインを考え、CADを学びながらデータを作成しました。

CADの操作に真剣です

データが完成したら、コミュニケーターが3Dプリンターへデータを転送し、いよいよ出力開始です!

プリンターで出力される様子を近くで見学

3Dプリンターが活躍する領域は、ますます広がりを見せています。医療業界や教育現場、昨年の東京オリンピックの表彰台も3Dプリンターで製作されていましたね。
具体的にどのような場所で使われているかなど、3Dプリンターについての解説も行います。

デザインからプリントまで、3Dプリンターの魅力をギュッと詰め込んだ今回の企画は、予定していた時間を超えてしまいました。
それでも一生懸命制作に取り組んでくれた子どもたちの作品は、どれも素晴らしい仕上がりとなりました。

片栗粉で柔らかい石鹸をつくろう!


新型コロナウイルス感染症の流行が始まって2年が経ちました。
感染防止のための一番の手段、「手を洗う」習慣はすっかり身についているのではないでしょうか。
こちらの企画は手を洗うための必須アイテム”石鹸”を作るワークショップです。

材料を混ぜて石鹸のベースができたら、食紅を混ぜて色をつけます。
色の組み合わせによってはきれいな色の石鹸に♫
瓶に詰めて完成です!

いかがでしたでしょうか。

イベント終了後のアンケートでは、
「内容も学校ではやらないことだったので良かったです。」
「時間かけてゆっくりできたので、とても楽しかったです。ありがとうございました!」
「子供の想像力を引き立てる素敵なイベントでした。」
など嬉しいご意見をいただきました。

「春フェス!」を企画した1年生は、当日の進行や応募の状況など、直前まで緊張や不安でいっぱいの様子でしたが、2~4年生に支えられながら終えることができました。
時間内に収まらず、一部の参加者の皆さまにはご不便をおかけしてしまいましたが、学生の学びの一環として開催しているこのようなイベントを今後も見守っていただければと思います。

今回学んだことを後輩たちに伝えたり、次回のイベントに役立てることができるといいですね!
夢キャンコミュニケーターのホームページでは、今回のイベントの様子を学生の目線でレポートしております。
こちらも是非ご覧ください。