東京都市大学
[地域連携・生涯学習推進室ウェブサイト]
地域社会との連携に関する取り組み

夢キャンコミュニケーター

夢キャンコミュニケーター×留学生会ワークショップ

夢キャンコミュニケーターの新たな試み———それは留学生を交えてのワークショップの開催。

東京都市大学のホームページに掲載されている情報によると、現在、都市大に在籍している外国人留学生は学部で81名、大学院で15名とのこと。今回は、留学生、日本人学生合わせて20数名の都市大生が夢キャンパスに集い、夢キャンコミュニケーターがファシリテートしながら異文化交流の実践の場を設けました。

まずは中国、ベトナム、サウジアラビア、日本出身の学生たちが自己紹介も交えて、母国を紹介します。 お国紹介
次にくじ引きでグループをつくり(前日に夢キャンコミュニケーターが、割りばしで一生懸命くじを作っていました!)それぞれのグループでディスカッションをスタート。お題は母国の高校生の生活について。

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メディアを通して「中国や韓国の大学受験は大変らしい」と聞いたことはありますが、中国や韓国は授業が始まる時間が早かったり、1時間目の前に0時間目があったり、本当に大変そう。サウジアラビアの高校は朝は日本より早いけど、授業はお昼まで。へ~!そうなんだ!日本は授業⇒昼食⇒授業⇒部活⇒バイトor遊んでおうちに帰る。「いつ宿題するの?」「夜やるんだよ!」「サウジアラビアは授業の前に、頭のいい人の宿題をみんなでうつす!」爆笑!

↓とっても楽しそうです
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最初は「高校生活について」というお題に「?」と思いましたが、今日ここに集まったのはみんな大学生=高校生だった経験がある=みんな話せる話題、ということ。そして「ほかの国の学校生活の違いを比較して、ほかの国や自分の国の生活をもっと知ることができてよかった」「今までは他の国の文化・歴史は学校の授業でしか習わらなかったけど、今回のイベントでナマの話を聞けてとてもいい時間だった」「今までは外国のことはイメージ・印象しかなかったけど、詳しいことを知ることができてよかった」というような感想を参加者からいただきました。そう、どんなにネットを介して他の文化を勉強したとしても、実際に会う・話す・ともに過ごす―――そのような経験に勝るものはありません。そして「異文化交流を!」と身構えなくても、こういう機会に実際におしゃべりをして「楽しかった!」と思えることが大切なのではないでしょうか。

アンケートからは「もっとワークショップの時間がほしかった」「もっと違う話題もほしかった」「もっと早く開催日をお知らせした方が人が集まる」など、たくさんの「もっと!」の声をいただきました。このようなワークショップは継続がキモ。夢キャンコミュニケーターの皆さん、そんな「もっと!」の声を活かした第2弾の開催をお待ちしています!