東京都市大学
[地域連携・生涯学習推進室ウェブサイト]
地域社会との連携に関する取り組み

夢キャンコミュニケーター

小林さやか氏(元ビリギャル)×夢キャンコミュニケーター ワークショップ

子どもたちの夢、自分たちの夢、みんなの夢を後押しする──。
昨年8月の結成から、1年と4か月。夢キャンコミュニケーターは2度目の冬を迎えました。
 
 
子どもたちに大人気のドローンや3Dプリンタのワークショップ、大学挙げての大規模イベント「夢祭」で、その力を大いに発揮してきた夢キャンコミュニケーターですが、いつも絶好調!というわけにはいかないようです。
 
 
結成からグループを牽引してきた4年生メンバーが春に卒業し、新1年生がメンバーとして加わりました。
そして夏には2年生3人が長期留学のためオーストラリアへ旅立ち、秋となって3年生は就活で多忙をきわめ……現在は1年生が代表となって、夢キャンコミュニケーターのあり方を模索中です。

 

「夢キャンコミュニケーター」がさらに成長するためには、メンバーの意識を高めつつ、経験値を上げ、結束力も深めたい。
 
ところなのですが、それぞれキャンパスも専攻も違い、学業、課外活動、アルバイトなどで、いつも忙しいメンバーたち。現実は思い通りにはいきません。

稼働率が上がらない……大人数をまとめるって、むずかしい……これからどうやって進んでいけばいい?
 
 

求心力を失いかけたコミュニケーターを励ますかのように現れたのが、かつて「ビリギャル」としてベストセラー本の主人公にもなった小林さやか氏です。IMG_4228

小林さんは、現在全国の中高生や保護者を対象に、講演会や子育て支援活動を行っています。
今後は大学生とのイベントも企画したいと、今回のワークショップにつながりました。
 
まずは代表の1年生が「夢キャンコミュニケーター」について、かんたんにご紹介。

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「みんなの本当にやりたいことって、なに?」「誰かのために、という想いはある?」
小林さんは問いかけます。

そのまっすぐな言葉に、彼らも自分自身の気持ちとあらためて向き合うことに。

 

 

コミュニケーターを見守る都市大 企画・広報室浦田部長と、真剣な表情の1年生代表。図1
 

 
就職活動中の3年生は、今、将来の夢に向かって歩き始めたこと、また進路に悩む中高生の話を聴いたり、自分の経験を伝えてあげたい、と話してくれました。
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小林さんは自身の体験から
「何かを成し遂げるには一人の力ではなく、多くの人の助けがあってこそ。そして学生のうちに社会や様々な人との関わりの中で成功体験をしてほしい。」と言います。
 
小林さんの思いは、彼らにしっかり届いたようです。

 
来年の春、パソコン分解やミニフェスといったイベントも予定しています。小林さんとのコラボイベントの企画案も上がりました。
 
そして、このワークショップの3日後には、2年生3名が4か月間の留学から帰国しました。そのうちの一人は交換留学生として、2月に再びオーストラリアへ出発します。

 

様々な出会いの中で、新たな挑戦に向かう夢キャンコミュニケーター。

2018年が、彼らにとってさらなる飛躍の年となりますように!