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活動報告

夢キャンコミュニケーターが「3Dプリンターと歯車の仕組みを知ろう!」を開催しました(10/18)

2025年10月18日(土)、夢キャンコミュニケーターが世田谷キャンパスにて、小学生を対象としたイベント「3Dプリンターと歯車の仕組みを知ろう!」を開催し、親子7組が来場されました。

はじめに、設計ソフト「CAD(キャド)」について説明し、学生たちのマンツーマンサポートの下、参加者はパソコンでCAD(今回はTinkercadを使用)を用いて歯車を設計しました。赤・緑・オレンジ色から好きな色を選び、色ごとに分かれて本学の創作活動拠点「学生工房」の3Dプリンターで歯車を制作しました。自分の設計した歯車が立体的に印刷される様子を熱心に観察していました。そして、あらかじめ用意された3つの歯車と出来上がった部品を組み合わせて、どう動くのかを観察し、歯車の仕組みや働きなどを学びました。

その後、学生たちが3Dプリンターや歯車について理解を深めるための3択クイズ「(3Dプリンターの印刷で)同じ大きさで同じ形ならどちらが早くできあがるかな?」(答えは、薄いもの)、「次のうち歯車が使われている物はどれだろう?」(答えは時計、自転車、自動車の3択全部)などを出題し、身近なものに歯車が使われていることを楽しく学びました。また、3Dプリンターで歯車を印刷している間に、レーザー加工機を用いた木製のネームプレートや、3Dペンを用いたカラフルなチャームを作る体験をしました。

参加した子どもたちは、組み合わせた歯車が回らないパターンに疑問を抱いたり、「作った歯車が良く回るのが楽しい」「ネームプレートが作れて嬉しい」といった声をあげたりしました。

企画者の水野真菜さんは「パソコン上で作ったデータを立体的に印刷できることを子どもたちに教えたい、普段は機械の内部にあって目にすることのできない歯車を自ら作って組み立て、パズル感覚で楽しみながらその仕組みを知ってもらいたいという想いから今回の企画を考えました。子どもたちに一から設計をしてもらい、実際に出来上がる様子まで見届けることができたこと、そしてそれをみんなで共有できたのを見ることができて嬉しかったです」とイベントを振り返りました。

CADで歯車の設計
3Dプリンターで歯車を製作
3Dプリンターを覗く参加者
レーザー加工機でネームプレート作り
3Dペンでチャーム作り
企画者の水野真菜さん
出来上がった歯車で考察
出来上がった歯車とお土産の歯車チャーム

<関係するリンク先>
夢キャンコミュニケーターが「3Dプリンターと歯車の仕組みを知ろう!」を開催します(10/18)
「3Dプリンターと歯車の仕組みを知ろう!」イベントを開催しました!(夢キャンコミュニケーター学生ウェブサイト)
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夢キャンコミュニケーター学生ウェブサイト