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活動報告

夢キャンコミュニケーターが「画用紙で簡単ミニプラネタリウムを作ろう!-七夕verー」を開催しました(7/6)

2025年7月6日(日)、夢キャンコミュニケーターが世田谷キャンパスにて、小学生を対象としたイベント「画用紙で簡単ミニプラネタリウムを作ろう!-七夕verー」を開催し、小学生29名とその保護者約25名が来場されました。

イベントの立案者で進行役でもある中嶋航輔さんが、国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトにて開発された宇宙シミュレーションソフト「Mitaka」の概要とミニプラネタリウムの制作工程について説明し、宇宙に興味を持ってもらえるよう、はじめに「おりひめ星はどれでしょう?」といった星に関する4択クイズ(答えはベガ)を行いました。

次に、学生たちのマンツーマンサポートの下、参加者は「Mitaka」を用いて、ある日時における宇宙空間の構造や天体、星の位置などを模擬的に見ることで、広大な宇宙を具体的に学びました。

その後、参加者は「Mitaka」に映し出される宇宙の中から好きな星座を見つけ、用意された黒い画用紙に複写しました。星の位置に穴を開けてセロハンテープを貼り、色を塗ってミニプラネタリウムを作成しました。「誕生日の星座は?」や「好きな動物は?」など、学生たちは参加者が好きな星座を見つけやすいよう質問したり、少し難しい穴をあける作業や画用紙を円錐形に貼る作業をサポートしたりしました。完成したミニプラネタリウムをダンボールで作られた暗がりの中でライトアップし、保護者も交えて鑑賞しました。最後に、七夕にちなみ短冊に願い事を書いて飾る楽しい時間となりました。

参加した子どもたちからは「星空観察の時に『Mitaka』を使いたい」「ウサギ座をはじめて知りました」「このイベントを通して宇宙を好きになった」といった声がありました。
中嶋さんは「今回参加してくれた子どもたちが、将来宇宙に携わりたいなと思って欲しい。また、宇宙のような遠い対象でも、パソコンや工作などの身近なものを使って体験できることを学んで欲しいという思いから今回の企画を考えました」とイベントを振り返りました。

宇宙シミュレーションソフト「Mitaka」を用いた星座の説明
星の位置など学ぶ参加者
イベントを企画した中嶋さん
星座を複写する参加者
穴の位置が星座通りになっているか確認する参加者と学生
賑わった会場
完成したミニプラネタリウム
完成したプラネタリウムでの鑑賞
七夕の願い事も忘れずに

<関係するリンク先>
画用紙で簡単ミニプラネタリウムを作ろう!-七夕verー
「画用紙で簡単ミニプラネタリウムを作ろう!-七夕ver-」のイベント活動報告(夢キャンコミュニケーター学生ウェブサイト)
夢キャンコミュニケーター
夢キャンコミュニケーター学生ウェブサイト