東京都市大学
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地域社会との連携に関する取り組み

活動報告

玉堤小学校にて連携携業を実施しました

2024年9月5日(木)、世田谷区立玉堤小学校(世田谷区玉堤)にて、サイエンスエンターテイナーとしても活動する教育開発機構 五十嵐美樹 准教授が、同校の5年生95人を対象に、連携授業「ゴミを分類してみよう」を実施しました。

今回の授業は、同校の研究テーマ「ESD教育」の一環として、「総合的な学習の時間」にて多摩川などの地域の自然やゴミ問題などを扱うことから、五十嵐准教授が多摩川のゴミがどのように流れていくか、理科の視点で考察することを目的に、プログラムを構築しました。

当日はデモンストレーションとして、ペットボトル(ボトル、ラベル、キャップ)や木製フォークなどの身の回りにあるものが、それぞれ水に浮くか沈むかを予想し、実際に水槽に水をためて実験しました。その後、児童たちはグループごとに、自分の身の回りにあるものが浮くか沈むか予想して同様に実験し、浮くものと沈むものを分類しました。

再び全体で集まり、「浮く」「沈む」の法則について意見交換した後、密度の観点から水や品物、素材について考え、改めて実験しながら法則を確かめました。最後に、五十嵐准教授より、異なる素材から一つの商品を作ることで商品としての性能が高まったり、リサイクルが行いやすくなったりすることの説明がありました。

授業を受けた同校の児童は、実験や発表に積極的な様子で「実験を通して、リサイクルの大切さをより理解できた」などの感想もありました。
今後も、本学の教育・研究を地域社会へ還元する取り組みを進めてまいります。

5年生全員を対象に行われた連携授業
TAとして加わった学生もデモンストレーションの実験を披露
積極的に参加する児童の皆さん
身の回りにあるもので実験する児童の皆さん
浮くもの沈むものを分類
密度の観点から浮くかどうか実験する五十嵐准教授
先生方も加わった、巨大風船をリサイクルする方法を確かめる実験

<関連するリンク先>
人間科学部と学生会が、科学実験教室を実施しました
世田谷区立玉堤小学校(外部ウェブサイト)