東京都市大学
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地域社会との連携に関する取り組み

活動報告

理工学部原子力安全工学科・放射線応用工学研究室が、STEAM教育講座「見えない放射線を見てみよう!」を出展しました(8/31)

理工学部原子力安全工学科・放射線応用工学研究室(指導教員:松浦治明准教授)が、世田谷区立教育総合センター(世田谷区若林)にて、世田谷区主催のSTEAM教育講座に出展し、テーマ「見えない放射線を見てみよう!」を実施しました。(協力:世田谷プラットフォーム)

小学5~6年生12名を対象に実施された本講座では、松浦准教授が自然界における放射線についての講義を行った後、参加者とサポート学生が一緒になって、身の回りで放射線を発する昆布や湯の華などの放射量を計測したり、霧箱キットを作って目に見えない放射線の軌跡を観察したりしました。最後に学んだ内容について発表してもらい、参加者からは「放射線を見ることができて良かった」「霧箱はα線と過飽和層がくっついてできることがわかった」などの感想がありました。

世田谷区では、土曜日と小中学校などの長期休暇期間を利用して、プログラミングや科学実験を始め、学校などでは体験できないようなSTEAM教育(※)を実施しており、本学も加入する世田谷プラットフォームとして、2022年度から協力しています。

(※)STEAM教育:科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、アート(Art)、数学(Mathematics)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念。知る(探究)とつくる(創造)のサイクルを生み出す、分野横断的な学び
(※)世田谷プラットフォーム:地域における高等教育の活性化ならびに区内産業界、世田谷区全体の発展に寄与することを目的に結成された大学、自治体、企業による団体

講師の松浦准教授
放射線の軌跡を観察中