東京都市大学
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地域社会との連携に関する取り組み

活動報告

都市生活学部・ユニバーサルデザイン研究室が、イベント「地域の繋がりを生むカフェ」を開催しました

2022年7月27日、都市生活学部・ユニバーサルデザイン研究室が、伊豆急行線で実施した電車による移動販売の実証実験「買い物列車」に合わせて、イベント「地域の繋がりを生むカフェ」を開催しました。

本イベントは、昨年度2度の実証実験を行う中で、「買い物列車」の利用者が駅のホームなどで立ち話をしていたり、人の集まる場所がほしいとのリクエストを利用者から受けたりしたことから、コミュニティの場を作ってさらに多くの方に「買い物列車」をご利用いただければという思いで企画されました。当初は、車内のボックス席等の座席を飲食スペースとして開放し、飲料や地元高校が開発したブラウニーを紙コップや紙皿に移し替えて提供することを検討しておりました。感染状況に鑑み、車内での飲食、飲食料の移し替えは中止となりましたが、「買い物列車」の停車した6駅(伊豆大川、片瀬白田、河津、稲梓、蓮台寺、伊豆急下田)合計で238人の方にご利用いただきました。「買い物をして疲れたのでよかった」などの声があり、暑くてのどの渇きやすい天候の中で冷えた飲み物を提供したことも相俟って、好評を博しました。

【イベントを企画したユニバーサルデザイン研究室・太田 港士さんのコメント】
「買い物列車」では高齢者の利用が多く、地域コミュニティの場を作るという目的でカフェを開催できたことは、有意義な時間となりました。また、高齢者の方だけでなく、小さな子供のいる家族連れの利用も目立ち、楽しい空間となりました。

地元高校と連携したカフェ運営

感染対策のため、急遽飲食スペースとなった
伊豆急下田駅のホーム

「買い物列車」の車内の様子

ユニバーサルデザイン研究室の皆さん

<関連するリンク先>
ユニバーサルデザイン研究室による「走るスーパー・買い物列車」の第3回実証実験(都市生活学部ウェブサイト)
日本テレビ系列「news zero」に、都市生活学部 ユニバーサルデザイン研究室による実証実験「買い物列車」が紹介されました(7/27)