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活動報告

工学部建築学科・小林茂雄研究室が、山形県最上郡金山町で地域住民を対象とした「あかりづくりワークショップ」を開催しました

2017年4月、工学部建築学科・小林茂雄研究室が、山形県最上郡金山町で地域住民を対象とした「あかりづくりワークショップ」を開催しました。

秋田県との県境に位置する山形県の金山町は、英国の作家イザベラ・バードが「ロマンチックな雰囲気」と称賛した、街並み景観の美しい町です。

小林研究室では、この町の大堰(おおぜき)公園やきごころ橋などにおいて、金山らしい美しさと懐かしさが佇む夜間景観を目指したライトアップ(照明実験)をきっかけに、2014年度から同町の「あかりづくり活動」を本格的にスタートしています。

これまで3年間、同研究室が中心となって大堰公園など中心部のあかりづくりを行ってまいりましたが、今後は地域住民が主体となり夜間景観づくり活動を展開してもらいたいという想いから、住民を対象とした本ワークショップを開催する運びとなりました。

今回、地域住民約60名をはじめ、同研究室らの学生・教員らも参加、麻紐・針金・風船・紙コップなどを用いた吊行灯(ランプシェード)の製作及び設置を行いました。製作された約200灯のランプシェードは、商店街や家屋・公共施設などに設置され、愛着を感じられる光が町全体に広がりました。

同研究室では、今後もこのような活動を通じて、照明・色彩を中心とした空間心理学研究と都市・建物の光環境計画の研究を引き続き行ってまいります。

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