東京都市大学

活動報告

「第12回都市大留学生カフェ」が開催されました(1/11)

2019年1月11日(金)、ほっとカフェ中川にて「第12回都市大留学生カフェ」が開催され、24名の近隣住民の方々にご参加いただきました。

「留学生カフェ」は、本学と都筑区役所、特定非営利法人ぐるっと緑道が主催・企画し、本学と横浜キャンパスのある地域の方々との相互理解を深めるための小さな国際交流として回を重ねています。

第12回の今回は、アジア以外の国としては初の、フランスからの留学生、セリム・カーコーさんをプレゼンテーターに迎えて開催されました。カーコーさんは大学院環境情報学研究科博士後期課程に在籍し、アフリカの大気汚染について研究されています。

カーコーさんは、昨年(2018年)は日仏交流、すなわち1858(安政5)年に日仏修好通商条約が結ばれて160周年であったことから、日仏交流の歴史と、日仏の共通点、パリの街について紹介してくださいました。

日仏交流の歴史については、幕末に始まり、戦後は1952年のエールフランス日本就航、親日家のジャック・シラク元大統領による40回以上に上る訪日、昨年のパリ祭での日本の自衛隊のパレード参加といったエピソードが紹介されました。

また、日仏両国の共通点としてはどちらも美食と芸術を愛する国であること、特に美術については、フランスの芸術家は19世紀に日本の美術から大きな影響を受け、ジャポニズムが流行したことが語られました。

続いて20区からなるパリについて、1区はルーブル美術館もあるパリの中心地で、チュイルリー公園は市民の憩いの場所であること、4区にはノートルダム寺院など中世の建築物が残っていること、5区にはソルボンヌ大学やパンテオンがあり、パンテオンにはヴィクトル・ユーゴーやジャン­=ジャック・ルソーなどの偉人が眠っていることなど、区ごとの魅力が紹介されました。

そして講演後の質疑応答の時間には、パリの街並み(カフェでテラス席が人気なのは天気が悪く明るい席が好まれるためであることなど)や現在のフランス人の生活や価値観(家族の在り方や、家庭での夕食についてなど)、日本のマンガやアニメに対する関心、カーコーさんご自身のこと(京都では伏見稲荷、東京では上野が好きな場所であることや、地球環境問題ではマイクロプラスチックが世界的に深刻な問題と考えていることなど)、時事問題(移民問題やカルロス・ゴーン氏の問題)まで、さまざまな質問があり、話は大いに盛り上がりました。

参加者のうち半分以上の方がフランスを訪れたことがあり、フランスに関する知識も豊富でしたが、カーコーさんの出身地リールはベルギーと国境を接するためワインよりビールが有名であることなど、フランスの意外な一面を知る機会ともなりました。